月めぐり@直美の日々是善哉

散歩・落語・お天気・食を愉しむ日々を徒然なるままに

和のこと

立春〜縁起担ぎの設え〜

‪今年も五体満足で凪(我が家の猫様)と一緒に 立春を迎えられた事に感謝。 四季のスタート日 陰陽五行では‪元旦よりも重視する1日 難を転ずる(難転)からの縁起担ぎ 立春は南天の設えで暦生活です(*'▽'*)

和の言葉〜暦生活〜

春隣(はるとなり)春がそこまで来ているという意味の暖かい季節への期待が感じられる冬の終わりの季語。 心がゆるみワクワクする言葉です。書道や香道を習い始めてから和の言葉の美しさ奥深さに気づき 日本の文化は本当に素晴らしいと改めて思いました。 もう…

たちきれ〜徒然 短歌~

残業、夜までかかる仕事も今日で終わり(多分・・・)昨夜は夜に時間があったので久しぶりに短歌をいくつか書きました。 私が好きな落語「たちきれ」を思い浮かべながら作った歌 「恋焦がれ 交わす玉章 三味の音に想い積もった 届かぬ願い」 落語「たちきれ…

少し復活&カフェ、そして書道のレッスン

おはようございます。 朝から仕事、午後は携帯バックアップの復元の試み 昨日は朝から夕方までバタバタでした。 そんな中、一杯のホワイトフラットが 心を和ませてくれます♪ さて、今年初の書道のレッスンは立春の書 先生のお手本を見ながら 私は俳句と72候…

器で縁起担ぎ〜清水焼〜

お正月に新宿伊勢丹で開催された 清水焼フェアに行き こちらのお猪口を手に入れました。 反対側の絵柄はこんな感じです。 牡丹の花、菊の花、亀甲紋 縁起担ぎにも良いお猪口です╰(*´︶`*)╯❤️ 淵が花弁のように 少しリブが付いていて 中はこんな感じです。 有…

夜明けの月〜坂上是則〜

夜明けに輝く月のことを 有明の月と呼びます🌖 「朝ぼらけ 有明の月とみるまでに 吉野の里に ふれる白雪 」 百人一首にある坂上是則の和歌なので ご存知の方も多いかもしれません😊 <意味> 夜明け方、有明の月が 光を降らせているのかと 見紛うほどに眩いのは 吉…

小野小町の歌〜夜着〜

「いとせめて 恋しき時は むば玉の 夜の衣を かへしてぞきる」 <意味> 恋しくてたまらない時は 夢で会えるように夜着を裏返して寝よう。 古今和歌集に載っている 小野小町の和歌です。 想像するだけで胸がキュンとします。 私もパジャマを裏返しにして 着て…

手拭いコレクション

去年の初冬に購入した 四季の果物とリトルミイの手拭い(*'▽'*) 一昨日から来週週明けまで 残業weekなので テンションを上げるため 本日から使い始めました♪ (季節外れ感がありますが) シックな和柄も好きなのですが リトルミイも好き。 そろそろ落ち着いてい…

住吉松〜香道 初席〜

1月7日 人事の節句の日 心に余白を生む和のお稽古 香道の初席でした。 (旧暦)己亥年 丑月 己酉日は 長寿を願う常盤香の香りでした 暦に合わせた香りと和歌で迎える 人事の節句 仄かな香りを心で聴く 雅な時間を過ごしました(*'▽'*) 常盤香は 鷺、鶴、鶯の香…

お屠蘇ブレンドとチャイ

特製のお屠蘇をブレンド。 お屠蘇は大晦日の夜に仕込み 元旦に飲む物ですが 使われてる生薬が 胃腸に良いもの、体を温めるものが多いので 寒い時期にお茶にして飲むと カゼや花粉症の予防になります(*'▽'*) 我が家には生薬やらハーブがあるので 自家製ブレン…

雁喰い豆〜煮豆作り〜

【人生を慈しむひと時】 毎年恒例の雁喰い豆を煮てます♪ 江戸っ子が愛してやまない 今や幻の豆と化してる雁喰豆 丹波黒豆が黒豆の王様なら 雁喰い豆は女王様✨ 人間の都合で品種交配をした 現代の大豆や黒豆と全く正反対に 雁喰い豆は 昔から品種改良を一切し…

生姜のいろいろ

カゼ予防、年末の常備調味料として生姜蜂蜜、生姜味噌、などなどまとめて作っています。生姜味噌は、 お肉や野菜炒め焼きおにぎり(ほかほかご飯にのせても)などに良く使います。お正月の3日間は自炊を楽したいでも作る気力がないので。。。今年のお節は黒…

一陽来復

冬至の日は「一陽来復」とも呼ばれ 悪いこと、運気の停滞 又は静かな時間が続いたあと 物事が動き出す、好転し始めます。 陰陽の転換期なので 自然界だけではなく 感情、身体、周りの環境が 水面下で動き出しますが 今はまだ冬 気持ちにまかせて いきなり動…

今宵は都々逸を

落語では 度々「都々逸(どどいつ)を耳にします。 俳句や短歌と違い 季語がなくてもOKなので 気楽に作れるので 一時流行っていたそうです。 良く知られてる都々逸には こんなものがあります。 「立てば芍薬座れば牡丹 歩く姿は百合の花 」 確か、明烏か、何か…

有明の月〜冬の和歌〜

有明の月が綺麗でした✨ 肉眼ではお月様の模様が見え 儚くも美しい姿を見ながら朝の深呼吸。 朝夜が明けても見える月 月を残したまま夜が明けることを 有明と言いますが 和歌では、儚さ、恋などを表す言葉として 多く使われています。 「朝ぼらけ有明の月とみ…

和のこと〜師走の書〜

今日は書道の日 先生がいくつかの候補をあげてくれ お正月に向けて選んだ言葉は 「和気萬家春 」 「天と地の間に満ち満ちている めでたい気配 賑やかな気配や和やかな風が どの家にも溢れている」 という意味です。 陰陽五行、易経をを学ぶ身としても 相応し…

黄鐘 花月香の組香〜和のお稽古〜

師走、旧暦の11月(黄鐘)は 年末に相応しい花月香の組香の 繊細な香りを愉しみました。 花と月をテーマに 花を2種類(花一、花二) 月を2種類(月一、月二) 合計4種の香りを五感で記憶し それぞれ2回づつ焚かれ 計8個の香木を焚いた香炉が ランダムに回ってくる…

お散歩で短歌

腰がまだ痛むので朝の通勤路で15分だけ散歩を楽しんでいます。山茶花が少しずつ散り始めていますが11月から1月まで長い冬の間楽しませてくれます。「山茶花の はらりと落ちる 花びらに薫るおもかげ 冬の朝」今朝のお散歩短歌は山茶花の花で。伯父が趣味で何…

香道 事始め

今日は14時から香道のお点前の日 (主賓ではなく、香りを聴く方) なんとか2時間なら座れるようになり 三越前駅へ。 松ぼっくりのディスプレイが 素朴で素敵でした。 30分ほど時間があったので 福徳神社にお参りを 手水にダリアの花が飾られて 気持ちが華やぎ…

落語とジロリと御神籤

昨日は桂治師匠が昼のトリをとられるので 朝から浅草へ。 落語もですが、今回の目的の1つ 看板猫のジロリの手拭いを手に入れました♪ →初回限定100枚限りです! 猫好きさん、今のうちですよ〜 お腹で大声で3回笑うと1日寿命の伸び 気の巡りが良くなり運気も…

愛の詩~募る恋心と秋の空~

本当は俳句か短歌の勉強夜は小筆の練習・・と思っていたのですが 気分がなんとなく古典に向いていたので 漢詩の最も古い詩集孔子が編集したといわれる「詩経」を 公園で読みました。空が澄んでいて綺麗です^^ www.kinokuniya.co.jp 詩経の中で目についたのが…

香りを聞く

月に一度、香道のレッスン。 香道には、いくつかの流派があるのですが 武士の流れをくむ志野流のような 修行感覚のものよりも 雅な香り遊びと 香りを聞く時間と空間を楽しみたいので 御家流 「泉山御流」にて学んでいます。 先月は演奏会の練習に専念するた…

香道の復習

明日は香道のお点前の日 受ける側なので作法は見てるだけですが 香袋の紐の飾り結びの復習と 組香についての勉強を。 お点前をする日はまだ遠いですが 長盆のお点前が なんとなくでも一通り出来るようになったら 友達に披露(というか香道の体験を) してもう…

古に惹かれる週末~オールドマーケット~

10/27(日)日本橋オールドマーケット福徳稲荷神社へお参りに行って来ました♪マーケットへ行く前に日本橋~三越前駅に向かって歩き 京橋祭りをぶらぶらと 江戸野菜の会の皆様のブースでは江戸っ子の食卓の中心になっていた江戸野菜の代表格「小松菜」や「し…

秋の書

週末、久しぶりに筆をとりました 「頂上や 殊に野菊の 吹かれ居り」 原石鼎の句です。 柔らかな日差しを浴びて 秋の少し冷たい風に揺れながら 野に佇む野菊が目に浮かびます。 午前1時間半 午後1時間半 3時間も文字に向き合うのは 半年ぶりです(笑) 書道は…

蔵前お散歩 その1〜神社仏閣めぐり〜

蔵前の揖取稲荷神社へ 伊勢湾で取れた砂と貝殻で 令和を描いた小さなお庭があり →オジ様が説明してくれました♪ 管理されてるオジ様と 干支並べをする ほっこりタイムを楽しみました この数年 お稲荷様にとてもご縁があります(*´-`) 3年前に豊川稲荷にお参り…

紫式部~花と歌と旅~

お散歩タイム 綺麗に色づいた紫式部(ムラサキシキブ)を見つけました。 平安時代の女性作家で 編小説「源氏物語」の作者として知られる 「紫式部」と同じ名を持つ植物 独特な艶のある実は 小さな宝石のようです。 簪(かんざし)やブローチのデザインにした…

笑顔の夜に〜短歌〜

楽しい時間、素敵なひと時は あっという間に流れ やがて帰路につく時間に。 帰り路に 楽しかった時間を思い出し 思わず顔がほころぶ私を 秋の涼やかな風と 月の光が包んでくれました。 色々なご縁 お心配りに感謝いたします 週末もどちらか1日寄席へ参ります…

明るく陽気に〜浅草演芸ホール 9月中席初日〜

今日は(厳密にいうと昨夜から) 伸治師匠の落語が聴きたくて 仕事をハイスピードで終わらせ 整形外科での腰痛の治療の後 浅草演芸ホールへ。 小文治師匠 愛嬌のある粗忽者との会話が愉快な 粗忽の釘。 滑稽噺なのに、丁寧な描写が素敵でした 途中、小学四年生…

香りを聴く香道~仲秋の名月の記~

9月3日月に1度の香道のお稽古へ 香道とは日本ならではの風習などに合わせ作法に従って香木を焚き香りを嗅ぐのではなく「観賞する」 日本古来の芸術。 香道は香りを「嗅ぐ」だけではなく「五感」で味うことを大切にしそのため香りを「嗅ぐ」という表現は使わ…