黄鐘 花月香の組香〜和のお稽古〜
師走、旧暦の11月(黄鐘)は
年末に相応しい花月香の組香の
繊細な香りを愉しみました。
花と月をテーマに
花を2種類(花一、花二)
月を2種類(月一、月二)
合計4種の香りを五感で記憶し
それぞれ2回づつ焚かれ
計8個の香木を焚いた香炉が
ランダムに回ってくるので
その順番を当ててゆく
組香、香り遊びです。
今日は、組香の他に
香袋の梅花結びを教えてもらいました♪
香木の本当に微細な香りの優しさが
とても心地良く感じます。
精油の香りを100としたら
香木は1〜2でしょう。
それでも、部屋に漂う仄かな香りに
日本人ならではの繊細さ美学を感じます。
暦や歳時記、和歌、
自然美をテーマにした香り遊び
繊細な香りと香りの背景を
五感で聴きわける
ゆったりした豊かなひと時
御作法はまだ覚えてないこともあり
緊張するのですが
感覚は敏感になるけれど
毎回脳や心は緩む
優しい時間を過ごすことができました。