2019-12-16 有明の月〜冬の和歌〜 日々のこと 散歩 和のこと 有明の月が綺麗でした✨ 肉眼ではお月様の模様が見え 儚くも美しい姿を見ながら朝の深呼吸。 朝夜が明けても見える月 月を残したまま夜が明けることを 有明と言いますが 和歌では、儚さ、恋などを表す言葉として 多く使われています。 「朝ぼらけ有明の月とみるまでに 吉野の里にふれる白雪」 (坂上是則) 朝ぼらけは夜が明けてきて、ほのかにあたりが 明るくなってくる頃のこと。 冷気の中に深閑とした静があり 気持ちの良い冬の吉野の朝に 煌々と光る有明の月の風景を 歌った和歌です。 恋の歌も好きですが 少ない言葉で自然を歌った和歌も とっても素敵です😊