月めぐり@直美の日々是善哉

散歩・落語・お天気・食を愉しむ日々を徒然なるままに

今宵は都々逸を

落語では

度々「都々逸(どどいつ)を耳にします。

 

俳句や短歌と違い

季語がなくてもOKなので

気楽に作れるので

一時流行っていたそうです。

 

良く知られてる都々逸には

こんなものがあります。

「立てば芍薬座れば牡丹

歩く姿は百合の花 」

 

 

確か、明烏か、何かの艶噺だったと

思うのですが

 

「三千世界のカラスを殺し

主と朝寝がしてみたい」

 

「ほれた証拠はお前の癖が

いつか私のくせになる」

 

こんな色っぽいものもあったりします。

 

「応挙の幽霊」という人情噺に出てくる
「三途の川でも棹さしゃ届く

なぜに届かぬ我が思い」

この歌も味がありお気に入りです。

 

☆本日の都々逸☆

恋に焦がれて鳴く蝉よりも

鳴かぬ蛍が身を焦がす

 

戀(こい)という字を分析すれば

糸し糸しと言う心

 

書いていたら

なんだか神田の妻恋神社を思い出し

お参り行きたくなってしまいました。

→縁結びのご利益

 

和歌、短歌、俳句、都々逸

マイペースに、きままに作れたらいいな

書き溜めて行きたいなと思ってます。