浴衣を着て〜ジロリ、紙入れ、城木屋〜
金曜は夏休みをとり
浴衣を着て朝から浅草演芸ホールへ。
夏休みをとり
せっかくなので一日寄席籠りました。
が、楽しいとは言え
11時半から20時半まで9時間長丁場は疲れます。。
久しぶりにオロナミンCドリンクを
買いました(笑)
20代の頃の体力が欲しい。。
ジロリ君はキリリ
代演の紙切りの喜之輔さんには
ジロリを切って貰えましま(^-^)
出演者の三名が来ないという
アクシデントがあり
若手の二ツ目さんが30分ほど時間を繋いだり
仲入り休憩を早めたり
後の出番の時間が短かったり。
こんなハプニングも寄席ならでは?
珍しい場面に立ち会えてかえってラッキーでした。
夜席は7名という寂しいスタート。
18時を過ぎると500円安くなり
7〜8名入り
19時すぎると1000円安くなるので
人が次々増えてゆき
19時には25名前後まで増え
場内の雰囲気もが
あったまってくるのを感じます。
そんななか
久しぶりに三笑亭茶楽師匠の紙入れ
男の女の性が生む滑稽艶噺を堪能しました。
師匠の高座を見られて幸せです。
夜席後半で久しぶりに聞いた
城木屋という演目があるのですが
横恋慕を働いた下手人が
東海道五十三次になぞらえ言い訳を言う
シーンがあります。
「花の下も日本橋、お駒さまの色品川に迷い、
川崎ざきの評判にもあんな女を神奈(かんな)川に持ったなら、
さぞ程もよし保土ヶ谷と
戸塚まいてくどいても首を横に藤沢の
平塚の間も忘れかね
その内大磯、こいそとお駒さんの婿相談
どうぞ小田原になればよいと
箱根の山にも夢にも三島
たとえ沼津食わずにおりましても、、、」
この言い立てる場面が好きで
セリフがスッと終わり決まったときは
聞いてる方も気持ちいい。
多分一年ぶりくらいに聴けたので
ラッキーでした。
最後は桧山うめ吉さんの
しっとりした三味線と踊りを拝見し
私の夏休みが終わりました。
芸人さんが口々に
97歳で他界された内海桂子師匠を偲び
思い出話をネタにして
芸人さん達が笑いで見送った
そんな気もした浅草の夏の1日でした。
コロナのせいで
何となく有給も取りそびれ
まだまだ残ってるのですが
池袋演芸場上席後半の初日9/6と
9/10ら有給をとり
茶楽師匠のトリをたっぷり楽しみたいと思います。
8/28 浅草演芸ホール 落語録
昼席
こう治→子ほめ
竹千代→平林
喜太郎→漫談&珍獣動物園
三四郎→おばぁちゃんの葬式
藍馬→南千住のペコ
鯉栄→仁侠動物園
吉幸→大安売り
可龍→宗論
歌春→短命
昇也→壺算&やっこさん
枝太郎→チュウ臣蔵
小南→写真の仇討
竹丸→漫談 パタヤの悪夢
大喜利
・
夜席
幸太→元犬
羽光→上方版ちりとてちん
圓満→孝行糖
紅純→わんぱく竹千代
太福→男はつらいよ
遊吉→三年目
茶楽→紙入れ
〜禁演落語の会〜
音助→宮戸川
ねづっち
夏丸→城木屋
談幸→蛙茶番
うめ吉