和を嗜む休日〜書道と香〜
今日は書道とお香で養生。
季節感のある和歌をしたためました。
草書の「変体かな」で
「ひととせに一たび来ます君まてば」
10代から老女まで色恋が絶えなかった
平安時代のプレーボーイ在原業平。
狩に出かけた際
彼が時の親王に送ったのが
「かりくらしたなばたつめに宿からむ 天の河原に我はきにける」
(狩りをしているうちに日が暮れてしまいました。織姫よ、今夜の宿を貸してください、
せっかく天の河原に来たのですから。)
この返歌が
「ひととせに一たび来ます君まてば 宿かす人もあらじとぞ思ふ」
(一年にたった一度おいでになる彦星を待っているのだかは、この織姫がが他に宿を貸してあげる人などはありません)
ウィットに飛んだ洒落たツッコミの返歌の一部を
可愛いキラキラお星様の和紙に★★★
お香は梅雨の時期にぴったりな花散里の香を
部屋で焚いてます。
あいにくの雨模様ですが
香りと書で季節の養生を楽しむ休日でした。
書道の腕前はまだまだ
特に草書は不得意なので練習を重ねます(^_^;)
立川談幸 独演会〜ムーブ町屋〜
コロナのせいで2回中止になり
2年ぶりの立川談幸 町屋ムーブでの独演会。
百、千、萬と師匠の粋な演目選びに
思わず笑が溢れます。
独演会の前に小一時間だけ
コーヒー片手に谷中の街を散策。
可愛い木彫りの招き猫
コロナがもう少し終息したら
ゆっくりと散策したいと思います。
コロナ対策で半分の席数で開催とのこと。
会場のあちこちで
「お久しぶり」の挨拶が交わされ
場内は和やかな雰囲気。
今回、談幸師匠がめったにかけない
萬金丹、百川を聞けてラッキーでした。
笑う門には福来る
落語を通して素敵な縁が
これからも結ばれます様に。
早くマスクを取って
心置きなく演芸を楽しみたいなぁ(*'▽'*)
山椒は小粒でぴりりと辛い~季節の手仕事~
昨日は午前中に着付けのレッスンを受け
午後は生の山椒の実の下ごしらえをしました。
山椒は小粒でぴりりと辛い
独特な刺激と辛さ
爽やかな香り。
ハサミでちょきちょきと枝を切っていると
爽やかな良い香りに包まれ
気分もリフレッシュ。
母と熊本の祖母の影響で
子供の頃からの習慣
自然の恵みを収穫する楽しみや
短い旬の味を愉しんでいます。
都会に住んでいると叶わない事もありますが
身近な自然や旬の味覚を愉しむ
そんな季節を愉しむライフスタイルを
これからも大切にしたいなと
改めて感じる日曜日でした。
今更ながら
亡くなった母や祖母に感謝をしています。
山椒の実は
少量の塩で2~3分茹で
よく水気をきったらジプロックなどの
保存袋に入れて約数か月日持ちします。
いつもは炒め物、煮物
じゃこ山椒などにしていますが
今年は山椒味噌を作ろうとおもいます^^
参考にするのはこちらのレシピ
落語にも出てくる
味噌田楽(江戸時代の田楽は豆腐)や
おにぎり
焼いた白身魚
温野菜の味噌ディップ
こんな献立を
愉しみたいとおもいます。