月めぐり@直美の日々是善哉

散歩・落語・お天気・食を愉しむ日々を徒然なるままに

末廣亭と追分けだんご新宿本店

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連日100人の感染者が出ているので

土日は混みそうなので避け

平日に休みを取り末廣亭

 

平日の寄席は長閑。

12人スタートで最終的に25人位。

キャパが300席ちょっとなので

安心のソーシャルディスタンス、快適です。

 

さて、何かの影響で本来7〜8分ほどある

前座さんの持ち時間がなんと1分?!

 

わたしの持ち時間が1分しかないので

渾身のネズミ小噺を〜と

30秒ほどの小噺にも関わらず

持ち味生かし笑いをとる。

 

伸び太さん凄い!

頑張れ〜と心の中で応援(^-^)

 

金の助さんは自粛解禁以来の

久しぶりの高座で緊張されてたせいか

ちょっと硬めのスタート

亡くなった元師匠の開帳の雪隠をさらっと。

 

吉幸師匠は寿限無を。

前座さんがよくやるネタですが

真打が話す寿限無は一味違う。

 

そして吉幸さんの寿限無

何となくまったりした空気を一変する面白さ。

 

圓雀師匠の猫の皿

初見ですが、茶屋のおじいさんに一本取られる

その様が可笑しい。

この話は地味と言われてるそうですが

オチが秀逸だと思うんだけどなぁ。

 

歌春師匠のたがやは

流れる川の如く軽快に。

 

紅先生は髪結新三を

寄席では時間も短いので

歌舞伎でも有名な名台詞の場面まではゆかず

紅先生のかっこいい言いたてを聞けずに

ちょっと残念。

 

紙切の今丸師匠に

朝顔のお題を出して切って貰いました

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大切に飾ろうと思います。

 

トリの三遊亭笑遊師匠は

まさかの子別れ上、強飯の女郎買い。

 

去年の年末から笑遊師匠の意気込みが違う。

過去の大ネタを掘り起こし

二月からネタ出ししている。

 

年末の落語会でしくじった三軒長屋は

本来50分くらいある長い話。

 

二月からの寄席で上下に分けて

この芝居でも披露。

 

69歳から改めて覚えはじめ

古稀を迎えた師匠が演じる。

 

子別れ上も

たぶん3〜4年ぶりに寄席で話される。

 

今回は意気込みが違う

本気全開モードなのだなと改めて思いました。

 

色気が好き

爆笑王と呼ばれる破天荒な師匠ですが

本気全開モードの笑遊師匠は一味違います。

 

今年はコロナの影響で

三社祭祇園祭も中止ですが

笑遊師匠の祇園祭が聴きたくなりました。

 

祇園祭の噺

落語芸術協会では

笑遊師匠と若手の夢花さんしか

聞いた事がないのですが

他に誰かやるのかしら。。

 

休日は混雑しており

平日は仕事終わりは閉店間際で

なかやか行けないので

帰りに追分けだんご本店へ

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白餡、蜜のお団子でほっと一息。

 

白餡が上品な甘さ

甘塩っぱい蜜

ほろ苦い緑茶に合い美味しゅうございました。

 

追分だんご本舗 新宿本店
東京都新宿区新宿3-1-22 NSOビル 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13000836/

 

 

7/6 末廣亭昼席 覚え書き

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伸び太→ねずみ小噺

金の助→開帳の雪隠

吉幸→寿限無

圓雀→猫の皿

紅→髪結新三

小痴楽→真田小僧

とん馬→犬の目

笑遊→子別れ上 強飯の女郎買い