紅葉のはじまり～霜始降と秋の薬膳～

今年は、残暑がダラダラと続き
秋へと移り変わる土用がぼやけていて

急に駆け足で秋がやってきて

すでに公園の木が
うっすらと黄色く色づいてます。

今年は、去年よりさらに美しい紅葉が
みられるかもしれませんね。

昨年、東京の東側や横浜市の湾岸に近い町は
台風の影響で「塩害」にあい
木々が枯れてしまう被害がありました。

我が家の住まいの周りの木々も
塩害にあい
（海からは15kmは離れていますが
それでも塩害がありました）

道沿いの12本あったハナミズキや
桜の木が全滅・・・

昨年は紅葉が楽しめませんでした。

今年も台風15号の影響で
ハナミズキが倒木してしまい
見事な桜も伐採されてしまい

とても残念ですが
ご近所で紅葉が楽しめそうにないので

職場の近所や新宿御苑に
紅葉狩りに行こうかなと思います。

今日から72候の「霜始降」がはじまり
大気も一気に冬へと進みます。

このころになると「気」が奥へと潜み
体表の免疫力が低下するので

古来から、奥に潜んだ「気」を
体表に呼び起こすため
「乾布摩擦」をしていました。

今ではあまり見かけませんが＾＾；

一部の幼稚園などでは
習慣として実施をしているようです。

乾布摩擦は、
住宅事情など少々現代の暮らしには
そぐわない部分もあるので

私は食で秋～冬にかけての
養生を心がけています。

冷えやカゼ予防によく作るのが
らっきょうの「もろみ味噌和え」

簡単でシンプルなのですが
本格的な薬膳料理の1つです。

作り方は簡単
市販のラッキョウを水気を取り
もろみ味噌で和えるだけ。

ご飯にも、お酒のおつまみにも合う1品ですよ。