宇宙のカケラ~人生の宝箱 PENTAX散歩~

散歩・落語・お天気・食を愉しむ日々を徒然なるままに

unforgattable wordsとの出会い 写真の癒し・発見~PENTAX お写ん歩DAYS~

かけぬけたこの2年間で得たもの

愛猫が他界し
仕事・プライベートを駆け抜けた2年間でした。

人生の整理もついてきたので

ゆるくですが
ちょっとずつこちらのブログを
書いてゆこうと思っています。

さて、この2年
私を揺り動かしたものが3つあります。

その1.旅

もともと毎年旅行を楽しんでいましたが
愛猫が17歳ごろから
看病(投薬や点滴)が必要になり

旅行がほぼできなかったので
この2年で2泊~3泊4日の旅を
8回ほど楽しみました。

軽井沢、福岡、熱海2回、八ヶ岳2回
久米島(沖縄)、岩手・・・

1つ1つの
時と場所の出会いに感動し
癒される時間でした。

その2.天体観測

愛猫が他界し

ふとした瞬間
傍らない愛猫がいない空間に
悲しさと寂しさを感じたことが
ありました。

その時にふと
子供の頃に熱中した星空観測
星や月に願い事をしていたことを思い出し

直ぐに、天体望遠鏡、双眼鏡を購入。

季節の星座、一番星、月を眺めるひとときに
ワクワクし癒される時間でした。

一旦、興味をもち力を注ぎ始めると
不思議なもので
関連する情報が自然と目に耳に
入ってくるようになります。

SNSでみかける星空写真に感動しあこがれ
こんな素敵な場所で星を観られたら
そして素敵な写真をおさめることができたら・・・と

いつしか星空撮影に焦がれるように。

その3.一眼レフカメラ

かつて一眼レフカメラに挫折し
たった半年で数十万円以上を無駄にした
痛い経験があり

めずらしくウジウジと買うのを悩みましたが
清水の舞台から3回くらい飛び降りるくらいの勇気を出して
一眼レフカメラを購入

軽い+保証期間がながい+使いやすいが条件
こちらを購入しました。

ricohimagingstore.com

機能も良く、レンズもついてこの価格はとてもお買い得。
PENTAXはレンズも軽くて女性や高齢の方にもおすすめ。

さて、いざ購入したものの
機械音痴な上、取扱説明書が苦手
そして説明書を見ても分からない・・・

基本的に体験して覚えていくタイプなので
初めは何が何やら^^;

用語の意味もちんぷんかんぷんなので
超基本だけでも講座をうけようと
リコーイメージングが開催しているこちらの
露出編、レンズ編を受講しました。

school.ricoh-imaging.co.jp
地方の方や、足を運べない方は
オンライン受講も可能です。

写真にふれているうちに
興味のあった星空撮影(星景写真)を
私も撮りたいという気持ちが
まずます強くなりましたが

三脚やら、必要な道具もレンズもないので
まずは星空を見に行こう!と
八ヶ岳へ旅行に^^

光害の影響で
子供の頃キャンプで見たときよりは
星の数は少なかったものの

それでも都会の何倍もの星が見え
マイナス4℃にも拘わらず
2時間も星空を眺めていました。

そして2月
運よく星空写真体験を受けることができ
人生初の星空撮影を体験。

星を眺めながらの撮影中
ある言葉がふと浮かびました。

「人は自分のかけた1つの欠片、ワンピースを探し、
 追い求めて、人生を旅しているのかもしれない」


愛猫が旅立ち、少し落ち着いた頃。

空間に自分しかいない寂しさを感じ
「今までできなかった何かをやろう」

旅に出るか、何か新しくやろうかなと、
易学の研究会仲間に話したときに先生に言われた言葉です。

これが私にとっての
「unforgattable words」との初めての出会いになりました。

unforgattable wordsとは

今年5月
PENTAXの安藤先生が企画しているセミナーに興味があり
参加をしました。

unforgettable words~忘れられないことばから作る写真表現~安藤智仁5/19(日)AM 6/23(日)AM オンライン+会場受講(四谷) | 【オンライン】ワークショップ | リコーフォトアカデミー|RICOH IMAGING

次回の開催は未定ですが
レベルを問わずおすすめしたい企画セミナーです。

unforgattable wordsとは
「忘れられないことばから作る写真表現」のこと
安藤先生のアプローチ・創作法です。

「unforgettable words」をテーマにし
作品(写真)を作るワークショップ
記憶の中の自分とその背景から

撮る側のココロと記憶の中にある
ふとしたときに思い出す「忘れられないことば」の
「奥にあるもの」に触れる。

そこから写真を見出す、生み出す、作り出すので
自分の芯に触れる感覚は
写真を通しての一種の癒しの過程でした。

2回目は発表の場があるのですが
私は涙が滲みました(笑)

でも気持ちはスッキリ、心の視界はくっきり

技術は超絶未熟ですが
早く写真とりたい!とやる気満々になりました^^

次回の開催は未定のようですが
コンデジでも一眼レフでも
写真で自己表現を楽しんでらっしゃる方

ぜひチャレンジしてみてくださいね^^

私のunforgattable wordsとの出逢い

22年半暮らしていた愛猫が他界。

約7年間の闘病と介護中
出来るだけのことをして愛情を注げたので後悔はなく
最期の瞬間も看取れたいせか

自分が思っているよりも
酷いペットロスにはなりませんでした。

でも、少し落ち着いた頃
空間に自分しかいない寂しさを感じ
「今までできなかった何かをやろう」

旅に出るか、何か新しくやろうかなと
とある研究会仲間に話したとき

先生に言われた一言が
私のunforgattable wordsとなりました。

「人は自分のかけた1つの欠片、ワンピースを探し、
 追い求めて、人生を旅しているのかもしれない」


変に気を遣う慰めの言葉ではなかったせいか
余計にこの言葉が腑に落ち
心に染みました。

猫との別れと
この言葉をきっかけに
今の私は何をしたいのか?と考え

ふと子供の頃
学校で貰った星図盤片手に

ベランダで毎晩夜空を眺め
空想にふけり、月や星に願い事をし、
時には泣き、嬉しいことを報告していた

そんな思い出がよみがえり
さっそく天体望遠鏡を手に入れ、天体観測を再開。

と同時に
子供の頃に見た八ヶ岳の満点の星空を見たくなり
やがて星空写真にあこがれ
「いつか天の川を撮りたい」と思うようになりました。

両親の離婚や転校を経験
母が厳しかったこともあり、5歳頃からでしょうか
「自分の居場所」を探していてるようなところがありました。

しかし、誰も、どれも何故かしっくりこなかった・・・

が、今年の2月
人生初の星空撮影会に参加をしたとき

星空を眺めながら
unforgattable wordsがふと頭に浮かび

自分で撮った星の軌跡をみた瞬間
「答え」を見つけたような気がしました。

すごく大げさかもしれないけれど
「あぁ私は地球に、宇宙にいるんだ。
 私の居場所はここ、地球なんだなぁ」と思えたのです。

そして

「私も地球も宇宙の中で生きていて
 私が追い求めていたのは居場所でもある地球で
 私の琴線に触れる地球の欠片なのかもしれない」

と、そう気づき
心が軽くなると同時にワクワクしました。

今、私は好奇心・感動の琴線に触れる
美しいと感じる瞬間、心地よさ、
愛しいと思えるものに出会うために

人生の旅をしているのかもしれないと思った瞬間でした。

その欠片を、カメラを通じて拾い集め
地球の片隅にいる誰かに届け

少しでも何かを感じて貰えたら
嬉しいなと思っています。

unforgattable words PHOTO~私の琴線にふれた人生のカケラ~

セミナーの課題で提出した私の写真を紹介
(1点のみ2016年の携帯でとったもの)

ネコハラ

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猫飼いあるある。
何かをしようとすると阻止する(苦笑)

私が寝転んだり
本を読んだり、パソコンを使うと
よく腕を取られました。

腕枕が好きな子でした^^

月と私と地球

春の鎌倉の海での1枚。

この時期の海は透明度が高く
波打ち際では小魚がスイスイ泳いでいたりします。

ぽかぽか陽気にの波打ち際
海水は人肌に温められ

裸足になって

足の裏の砂の感触
波の満ち引きのパワー
心地よい潮騒を感じる時間。

当たり前のように思い
普段は意識もしないことだけれど

波も潮騒も月の力のが起こす現象。

私は、月と地球の間に立ち
目には見えない月と地球の引力を
体で耳で感じているんだなと思った瞬間の一枚。

かわらない風景~母の眠る場所~

生後半年から来ている逗子・鎌倉の海。

20代~30代の頃は
逗子と材木座で暮らし

泣いて笑って怒って
レースで戦って
年間100日近く海に出て

風と波と遊んでいました。

もう40年以上見ている海
町は変わってしまったけど
この風景はあの頃のまま。

私の母は重い心臓病で
大学病院の医師同士の派閥・エゴで悪化し
その後他界しました。

その無念の死と治療に対する後悔で
苦しいでいたころもあるけれど
生前からの母の希望どうり散骨。

今、この海で眠り
彼女が訊ねたかった海外へ
海を渡って旅をしているのかもしれないと思うと
心や安らぎます。

私のとって
かけがえのない場所・風景です。

秘密の扉~喜び~

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去年の冬に八ヶ岳へ行きました。

宿泊したホテルの廊下の突き当りに
小さな小窓がありました。

大浴場に行くための通路で
目の前は低い建物
普通なら窓など気にもとめず素通りするようなところ。

なんとなく気になり
窓の外を見て開けてみる。

少し顔を出して斜め向こうをみると
そこには山と夕焼けをバックに
キレイな木々のシルエット。

きっと誰も目にとめず
覗こうともしない窓。

その先にある美しい風景がある
秘密を見つけたようで嬉しくなり
あわててカメラを取りにゆき

おさめた一枚です。

宇宙の片隅で

unforgattable wordsの出会いの1枚。

カメラマンの村田一朗とP
ENTAX アストロトレーサーのコラボ企画で
2月に三浦市城ヶ島で星空撮影会がありました。

私にとって人生初の星空撮影です。

天体望遠鏡を持ってきてくれた方がいて
ふたご座のキレイな二重星を見ることができました。

宇宙、ソラを眺めていると
頭がからっぽになり
自分の魂に触れるような感覚になります。

宇宙はめぐる

撮影会でとった星の軌跡
何座がうっているか分かるでしょうか?

軌跡は
地球が高速で動いていることを
実感させてくれます。

私が主役

小田原のPENTAX散歩に行った時に訊ねた
蕎麦屋さんでの写真。

まんなかにデーン!と海老が鎮座していて
目を奪われました。

「宿場蕎麦」9種の蕎麦が楽しめ
お蕎麦大好きな人におすすめです。

tabelog.com


丁度昼時は並ぶようです。

私は14時に入店
一人でカウンターだったおかげで
すぐに入ることが出来ました。

地球の記憶~ロックバランス~

小田原の海で
石積み(ロックバランス)をして遊んだときの1枚。

特に走っている人がいて
良い感じの写真になりました。

石には何十年、何百年、ときに何千年という
「地球の記憶」が詰まっています。

一番したの石は花崗岩
(地球の奥深くにあるマグマが冷めて固まったもの)

私が生まれる何十年・何百年も前から
ここにいたんだなぁと思うと
石ころにも尊敬と愛着心が湧きます。
→1つ持ち帰りました^^

トキメキがとまらない

同じく、小田原の海での1枚。

裸足で革靴を履いている男性と清楚な感じの女性のカップル。

もう私の脳内は
1980~1990年代のトレンディー恋愛ドラマです。

岩城滉一さんと石田純一W浅野のあの世界です。

女性を見守りつつ
波打ち際を楽しむ二人の姿にときめいてしまいました。

お二人のこの小野井出が
愛が永遠でありますように
そう願ってシャッターを押した一枚です。

つらつらと書いてしまいましたが
また、折を見て

私の人生の欠片、地球の欠片を
「ことば」と写真をそえて
ブログにUPしてゆきたいと思います。

最後まで見ていただき
ありがとうございました^^