月めぐり@直美の日々是善哉

散歩・落語・お天気・食を愉しむ日々を徒然なるままに

心が和む江戸文化の味〜落語に出てくる食べ物〜

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今年も唐茄子の安倍川(あべかわ)を作りました
唐茄子は「カボチャ」の別名です。
 

江戸時代に限らず

冷蔵庫もなく運送手段が発達していないころは

鮮度をたもてないため

野菜や生ものの種類は限られ

 

日持ちもよく、栄養不足を補え、

比較的安価なカボチャは町民の味方。


江戸時代、女性の間で唐茄子の安倍川は
庶民のオヤツとして流行ったそうです😊


7月の立川談幸師匠の落語会で

久しぶりに聞いた落語「唐茄子屋政談」

 

その話しの中で主人公が
「唐茄子の安倍川」を
38切れも食べるくだりがあり

聴いた瞬間食べたくなったのですが
 →食いしん坊なのです(笑)

 

7月は季節外れ
美味しいカボチャが少ないので

9月まで待ちさっそく作ってみました。


作り方は簡単

カボチャの甘煮を作り
あとは黄な粉をまぶすだけ。
 

甘みを抑えたほうが好みなので
カボチャ煮は砂糖はあまり使わず♪
 

きな粉の風味と甘く似たカボチャが
よく合います。

 

厳しくもあり優しかった祖母の笑顔

日向ぼっこのような温もり

そんな事を思い出す

何となくホッとする味に心が和みます。

 

簡単に作れるので
ご興味があれば是非お試しください😊