月めぐり@直美の日々是善哉

散歩・落語・お天気・食を愉しむ日々を徒然なるままに

秋の読書〜何回読みますか?カバーかけますか?〜

読書の秋_読書記録_読書好き_はてなブログ_202110

今週のお題「読書の秋」
子供の頃から本を読むのが好きだったので
はてなブログさんのお題いチャレンジ^^

さて、コロナになるちょっと前から
ハマっている作家さんがいます。

その作家の紹介と

また、皆さんの読書の習慣についても
伺えたら幸いです^^


読書の質問1:何回読みますか?

私の癖というか
他の方はどうなんだろうという興味があり
質問です^^

学術書・専門書など
仕事や勉強で必要は本以外

小説やエッセイなど
一度読んだ本って
そのあとは読まないですか?

私の場合
●とても好き(感銘を受けた、愛着がある)と
●よかった本
●可もなく不可もなく
3つの印象で異なるのですが

●とても好き(感銘を受けた、愛着がある)
→少なくても4~5回、作品によっては10〜20回は読んでいる。
なのでおそらく一生捨てない。

●よかった本
→数年に1回読み返す。
2〜3年ごとに本の整理をしているので
その時に売るか捨てるようにしている。

●可もなく不可もなく
→挿絵や表紙の絵柄が好きで飾りたいものなら
取っておきますが
一度読んだら読まないことが多い。

その時の自分の状態で
新しいことに気づいたり
読みんだ時に感じるものが違うので

推理小説なども
犯人は知っていても好きな作品でも
ストーリーや結末を知っていても
とても好きな本、感銘を受けた本は
3回、5回、10回と読み返ししまいます^^

皆さんはいかがでしょうか?


読書の質問2:カバーかけますか?

書店によってカバーデザインも異なるし
本の表紙が痛まないので
昔は必ずカバーをしてもらってました。

地元の神奈川にある
有隣堂書店(チェーン店)はカバーの色が選べ
(カラーバリエーションがあるんです)

推理小説、恋愛、エッセイ、文学もの、など
私は本のカテゴリーでカバーの色を変えてました。

引っ越しで近所に有隣堂がなくなってしまい
紀伊国屋書店や地元の駅にある書店で買うようになり

文庫本サイズはMYブックカバーをつけ
ハードカバーのみ書店のカバーをかけてもらい
読み終えたら外しています。

カバーつけてもらうと
本棚にしまった時に本の名前が分からないから
外すようにしていたのですが
年をとると些細なことが面倒臭くなり^^;
カバーをつけてもらわなくなりました。


読書の秋〜読んだ本〜

最近ハマっている作家「原田マハ」先生の作品

本日はお日柄もよく

www.kinokuniya.co.jp

何度も何度も読んでいます
初めて読んだ時は通勤中の電車の中でしたが
不覚にも泣いてしまいました。

もう10回くらい読んでいますが
今読むと選挙も近いので臨場感が湧きます^^


あなたは誰かの大切な人

www.kinokuniya.co.jp

切なさ、小さな幸福感、
小説を通してなんだか大切なものが見えてくる
そんな作品です。

秋の読書にもぴったり
温かなココア、お茶、コーヒーとともに
お楽しみください^^

オリエント急行の殺人(クリスティー文庫

www.kinokuniya.co.jp

映画、ドラマにもなっているので知っている人が多い
アガサクリスティーの代表作。

主人公のポアロは個人的に好みではなく
(性格が偉そうで・・・苦笑)
でもこの作品だけは好きなんです。

その理由はネタバレいなるのでかけませんが
殺人事件にもかかわらず
クリスマスシーズンにぴったりな
根底に「許し」が隠れている良作品です。

アガサクリスティーの作品は訳者によって
少し雰囲気が異なるのですが
クリスティー文庫は読みやすいのでオススメです。

徹底してお金を使わないフランス人から学んだ本当の贅沢

www.kinokuniya.co.jp
これは手放す作品ですが
日本とフランスの「価値観」と「階級」の違いを
感じた作品でした。

内容は憧れも含めて気に入っているのですが
「お金を使わないフランス人から学んだ本当の贅沢」

ある程度の所得(フランでは中の上階級)があり
時間の余裕がある身分の方の暮らしぶりを紹介

シンプルで簡単な料理と言いつつ
高級素材、作るのに2時間以上はかかるものばかり・・・

テーブルコーディネートはレストランのよう。
室内も高級な家具や広い部屋。
手芸が好きできないと無理なことも多い。

日本の社会事情、仕事事情、家庭事情には
ぴったり当てはめられる内容ではなく
個人の手芸や料理がどれくらい好きか?の熱量で

この本の好みが分かれます。

私の個人的な好みでの感想では
ピンポイントで考えやアイディアを取り入れることで
暮らしに潤いができて良いなという印象^^

おしゃれで、手芸好き、
美しい生活を目指している方にオススメです。


これから読む本は「墨子」中国の古典です。

墨子の存在と思想はアンディラウ主演の墨攻という映画で
日本でも墨子の存在や思想が知られるようになりました。

墨攻amazon prime ビデオで4日間観られます。


古代中国で儒家儒教)と墨家
2大派閥の墨家を率いるのが墨子

侵略戦争を否定し「兼愛」を徹底した
世の中を安定させる方法を解いたのが
墨子です。

中国の文化・政治背景に欠かせない「侵略」
今でもモンゴルやチベットに圧力をかけて
侵略を続ける中国。

「侵略、制覇してなんぼ」のお国柄
墨子墨家の異端として儒教からの反発も
想像以上に激しいものだったでしょう。

その中でどう志を貫くか
非攻撃と利他の心(愛)を貫くのか?

一見素晴らしい思想に見えるのに
なぜ衰退したのか?
古典の本をとして歴史を垣間見たいと思います^^