幸せに成る〜師匠から弟子へ〜
7月下席がスタート
その初日、今日から二ツ目に昇進する
立川成幸さんは元犬を高座にかける。
成幸さんの師匠である
立川談幸師匠の持ちネタの中で
私自身が好きな話の一つなので頬が自然と緩む。
二ツ目になると前座仕事から解放されて
凄く嬉しいとよく耳にしますが
その分、これからの10年間が芸と人間を磨く勝負時。
芸能は、その当人の人生観や経験が
もろに出る様に感じます。
子供や弟子は
親や師匠の背中を見て育つというけれど
今日、談幸師匠は横谷珉貞でした。
心血を注いだ作品が師匠の宗珉に認められ
成功を遂げる。
なんとなく成幸さんへの餞のような気がして
ジンと来てしまいました。
(女は40過ぎると涙もろいのです)
焦らず、でも着実に一歩ずつ真打に向かって
失敗も成功も沢山経験し
人としても落語家としても
きっと味のある粋な方に成長されることを
陰ながら応援してます。
さて、明日は早く起きれたら浴衣を着て寄席へ
目覚まし時計のスヌーズ機能を使わないと!
→最近早く起きるのが辛い。。