月めぐり@直美の日々是善哉

散歩・落語・お天気・食を愉しむ日々を徒然なるままに

久しぶりの書道〜古今和歌集より〜

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今日は4ヶ月ぶりの書道のレッスンへ。
通常6名でのレッスンですが
感染予防のため3名で。

今日は古今和歌集の夏歌がお題に

夏と秋と 行きかふ空の かよひ路は 
かたへすずしき 風や吹くらむ

古今和歌集

私は小筆を習っているのですが
楷書、行書、草書、変体仮名の草書の4種のうち
主に行書と草書を書いています。

今回は一番難しい
万葉集の時代から明治初期まで書かれていた
変体仮名」(草書)。

変体仮名はとにかく難しいのです。
原型を留めてない文字もあるので
多くの方は読めません^^;

ちなみに1つの文字でも色々バリエーションがあります。
http://www.book-seishindo.jp/kana/onjun_2.html
(参考まで)

今日のお清書
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変体仮名(かな)で

「なつとあきと ゆきかふそらの
 かよひみちは
 かたへすずしく

 かせや ふくらむ」

と書いています。

あき=支の草書体で
ゆき=支の草書体で
か=可の草書体で
ふ=布の草書体で
の=能の草書体で
は=者の草書体で

せ=世の草書体で

む=舞の草書体で

以上に文字を(変化させ)置き換えて
書いています。

か(可)は小さい「の」のような文字に変わるのですが
万事がこんな感じなので
普通の方は読めませんよね・・・・
(私もいまだに読めない文字が多いです)

まだまだ線がぎこちなく
形も悪いのですが

自分としては、久しぶりに書いて気持ちよかったです^^

次回は8月上旬なので

何を書くのか今から楽しみです。