月めぐり@直美の日々是善哉

散歩・落語・お天気・食を愉しむ日々を徒然なるままに

生がいい

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今日は3/20、茶楽師匠の芝居以来の寄席へ。

 

朝から遠足気分で

持ち物チェックしてから家を出ました(笑)

にもかかわらず水筒を忘れましたが。。

 

ボケてますね。。

(おっちょこちょいです)

 

現在、どの寄席も1.5〜2m間隔を空け

入場制限をし通常の1/3ほどしか

受け入れていません。

 

室内の定期的な換気と

手すりや座布団などの消毒も

都度スタッフの方が行ってらっしゃいます。

 

寄席のスタッフ、師匠方

そして観客の三位一体で予防をして

可能な限りの対策をしての興行です。

 

6/6〜6/10 上野広小路亭では

立川談幸師匠がトリを取られるので

寄席に行く前に

徳大寺さんへお参りに。

 

上野広小路を訪ねる時の

いつもの定番コースです(*^▽^*)

 

お礼参りと

新たなお願い事をしに

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3ヶ月ぶりの狛犬さま

 

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おみくじは末吉で

どうやら騙されやすいようです(@_@)

 

私を拐かす人もいれば

私を成長させてくれる人もいて

その見極めが肝心になり

人の口車にはならない様気をつけること。

 

騙されやすい方なので

(ポジティブに言えば素直)

気を引き締めたいと思います。

 

寄席に戻るとまだ並んでおらず

チラシを見たり写メを撮ったり

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(写真は10年、15年位前のでしょうか。。

師匠方お若い♪)

 

お客様は12人〜15人と少ないですが

限定20名?ほどなので

なかなかの入り?なのかしら。。

 

スタートは立川談幸門下の前座の幸平さん

初めて聴きました。

もう1人の前座の幸吾さんはちょこちょこ

聞く機会があったのですが。

 

威勢もよく、伸びる声

表現は大袈裟過ぎず

軽快な「饅頭怖い」

私も含めて皆んな笑いが溢れます。

 

いい感じ。

 

そして同じく立川談幸門下の

幸之進さんの落語は「狸鯉」

 

鯉を持つ手の位置がリアル感があり

律儀な狸と八五郎が面白おかしかった。

 

久しぶりの講談は神田蘭先生

前回は新宿の講談定席で

涙が馴染むお話しでしたが

私の好きな「鼓が滝」で嬉しさ倍増。

 

昨日、オンライン釈場で愛山先生の

鼓が滝も聴きましたが

好きな話は毎日聞いても飽きない。

 

落語や講談の不思議な魅力の一つです。

 

さて、

鼓が滝は兵庫県有馬温泉近くにある

とても美しい滝の名勝地です。‬

https://4travel.jp/travelogue/10598336

(行ってみたいなぁ)

 

その美しさから俳人が訪れて

歌を詠んだそうです。

 

講談「鼓が滝」は

平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて

日本の武士であり歌人でもある西行

若き頃に鼓が滝に訪れた時の逸話。

 

オチを書くと

知らない方は楽しみが減ってしまうと思うので

こちらには記しませんが

面白くもあり、味わい深いお話しです。

 

落語にもるので

聴き比べてみると面白そうです。

 

圓丸師匠は「茶の湯

聞いてて時々口の中がギュッとするお話し(笑)

ウィットの効いた時事ネタも入れたり

久しぶりに聞いた圓丸師匠

楽しかった(≧∀≦)

 

 

講談、落語、大神楽紙切りなどの

古典芸能も

 

リアルでの登壇はとても生き生きとして

また楽しそうでした。

 

今丸師匠の紙切り

普段は作品を欲しがる人が大勢いるのですが

コロナの感染予防を気にしてるせいか?

どなたも申し出がなく

 

遠慮なく手をあげて

「川開き」の作品を頂きました。

私のコレクションが増えました♪

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写真だと雰囲気が伝わりにくいのですが

女性と男性の雰囲気がとっても素敵です。

 

切ってる時に

師匠が話されてましたが

今年の川開き(隅田川の花火大会)は

どうやら中止だそうです。

 

残念ですが今丸師匠の作品を飾って

気分だけでも味わおうと思います。

 

(余談ですが

中止になった三社祭は10月にやるそうです)

 

最後のトリは立川談幸師匠

どんな話をするのか?

 

話に入る前の小噺での段階は

とてもワクワクします。

→本題の話に関係する事柄を

話す場合が多いので

 

今日は「抜け雀」

これまた好きな話でラッキーでした。

 

落語芸術協会の芝居では

何となくこの話をする方が少ないように

思うのは気のせいなのか。。

 

あまり聞かない印象です。

 

東海道小田原宿で

さえない宿に

さえない男が泊まるところから

話が始まるのですが

 

宿屋の旦那と

さえない一文無しの男との会話

 

キレ気味の女将さん

ありありと目に浮かび

時代劇ドラマを観てるような感覚になりました。

 

しかし、

この話を聞くたびに

小田原に行きたくなります。

 

ういろうを買いに小田原を訪ねてますが

小田原城を見たことがなく

 

旧東海道の宿場の跡地や

当時の風情が分かる交流館があるようなので

 

落語の世界を垣間見に

また、歴史に浸りに

談幸師匠ほ抜け雀を脳内リピートしつつ

小田原を散歩してみたいです。

 

一緒に行ってくれる

落語好きな方募集中です(笑)

 

今日の演目はこちら

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今日は生きた師匠方を見てほっとして

たくさん笑って

楽しく嬉しい日となりました。

 

演者と観客の双方の力で

空気と場が作れているのだなぁと実感

やっぱり演芸は生がいい。

 

早く新型コロナウイルスのワクチンが開発され

世界的に終息し

 

落語界に、世の中に

平穏な日常と元気と笑いが戻りますように。

 

しばらくぶりの寄席で興奮してるので

取り留めないブログにになってしまいましたが

最後まで読んで頂きありがとうございます。