自然体で聴ける落語が好き
先月真打に昇進した講談師
神田伯山さんが
ご自身のYouTubeで連続物の講談を
公開しました。
全部で12話?長い長い連続物
真打になる直前の独演会で行われた
録画です。
寄席サイズの講談は限られてるので
鮫講釈、宮本武蔵、鼓が滝の3つの話を
二ツ目の神田松之丞時代に
寄席で4〜5回拝見してますが
長講となると
聞き手も体力がいりますね。
人を物語りにぐっと引き込み
まるで自分自身がその場にいるような感覚になる
そして圧倒的なパワーの放出
それを受け止めるだけの体力を観客にも求める
伯山さんならではの魅力。
いつの日かまた
どこかの高座や独演会で見られればなと思います。
まずチケット取れないですが(笑)
神田伯山さんの講談も凄いなと思いますが
自然体で聴ける落語の方が
私には性に合ってます。
明るく江戸の粋を感じる愉快な噺
じんわり、しっとりと心に染み込む
紺屋高尾、唐茄子屋政談、たちきり、
艶っぽい笑いを誘う宮戸川
江戸落語の世界に暫く身を沈めます。
といいつつ、愉快で軽快で
時にしんみり心にしみる
神田紅先生の落語を聴きに
週末は講談の定席へ行ってまいります。