子別れ~落語の愉しみ~ 【末廣亭 昼の主任 三笑亭茶楽】
今日の茶楽師匠は「子別れ下(子は鎹)」
好きな噺の1つです^^
「子は鎹」
夫婦仲が悪くても、子への愛情のおかげで
夫婦の縁を切らずに
子が夫婦の縁を保ってくれるという ことわざですが
現代においては薄れているような・・・
「子別れのあらすじ」
http://ginjo.fc2web.com/106kowakare/kowakasugai.htm
他の方のブログですが
詳しくストーリーが書いてあります。
この人情噺ですが 演じる方で
けっこう印象が異なります。。
こてこての人情として
泣かせようとする雰囲気で演じる師匠
人情噺に
小さな笑いをちりばめ
親子の情をサラリと粋に演じる師匠
時事ネタを盛り込んで
笑いを沢山取り入れ演じる師匠
茶楽師匠の子別れは
「粋」な雰囲気で噺をなさるので
涙がじんわりにじむところと
愉快なところとのバランスが心地よく
最後のオチで自然に顔がほころびます。
週末は何が聴けるか愉しみです。
子別れの中で、
主人公の熊五郎が離縁した女房に引き取られた子供
「亀ちゃん」に 鰻をご馳走してあげると約束し
その鰻屋さんで親子3人が
数年ぶりに顔を合わせるシーンあるのですが
この噺を聴くたびに食べてくなります(笑)
なので、ちょっと奮発をしてうな重を^^
落語の後の楽しみ(プチ贅沢)です。