久しぶりに映画を観て
10月下旬に話題のジョーカーを見ました
ヘビー過ぎてなかなか感想が書けず。。
予想通り、評判通りの傑作です。
見る側に結末をゆだねる形の映画なので
この映画が「現実」と思えば
ジョーカー誕生の物語り
主人公のアーサーの「虚空」と思えば
民衆の「狂気」を引き出し
のちに生まれる「ジョーカー誕生への序章」
どちらにもとれる映画の後味。
虐待、反社会政府の存在、
腐った政界や芸能界
心の奥にだれもが持っている闇に
スポットをあて
言葉に表せない悲しみ・恐怖・狂気を
見事に描いている作品でした。
余韻が深い、心が苦しい映画で
後味は悪かった。
でも、人生の中で
心から大声で叫びたくなる
狂おしいほどの強い慟哭を体験し
泣きながら化粧をし
仮面をかぶって笑顔で過ごした
そんな経験のある人には
どこか主人公アーサーの悲しみと苦しみに
共鳴を覚えるのではないでしょうか?
で、いろいろと感じることがあり
(バットマンシリーズ前作染みているので色々考えちゃう)
気分が2,3日もどらなくて^^;
そのあと
「たった三度会ったあなたが
誰よりも深く愛した人だった・・・」
このキャッチフレーズに惹かれてしまい
(福山雅治さんが好きなせいもありますが)
次の週にマチネの終わりにを観に
優しく、美しく、情熱的で
ときに幻想的なアコースティックギターの音色
魅かれ合う2人の主人公
嫉妬、情熱、愛、悲しみ、優しさ
色々なものが混ざり合い
「愛」がテーマの作品
最後の最後のエンドロールで
感情が崩壊し涙があふれてました。
そして、映画を見ている間
ある方のことが頭に浮かび
会いたくなってしまいました。
まだ劇場でやっているのでしょうか・・・・
もしこれから見る方は
絶対に、最後のエンドロールまで席をたたず
感情と曲の余韻に浸っていただきたい^^
原作を買ったので
年末年始にゆっくり読もうと思います。