9月下席 末廣亭 昼席〜豊かな時間~(三笑亭茶楽・神田紅・桂歌春師匠)
今日の末廣亭
喉の調子が悪いので昼席のみ楽しみに。
今日はとても混むことが分かってたので
開場の1時間半前に末廣亭へ行くと
年配のご夫婦が相合傘(日傘)して
並んでおり
ほのぼのした気持ちになりました😊
お席が隣り合わせだったのですが
昼席が終わり、おばあさまが帰り際
私に
「どうぞごゆっくり楽しんで下さいね」と
挨拶してくださいました😊
寄席は色々な方が来ます
マナーが悪い人
最近は団体横入り
落語家より先にオチを声に出す人
うるさい方😅
困った方もいるのですが
今日のような事があると
やっぱり寄席はいいなぁと
しみじみ思います。
人も落語も
寄席という場での一期一会
楽しい豊かな休日を
過ごす事が出来ました。
さて、今日の昼席ですが
いや、もう
三笑亭茶楽師匠の紙入れは絶品!と
改めて思った
小さな感動がじわじわ来る昼席でした。
今までも、師匠の紙入れは好きで
凄いなぁと思ってましたが
右手の人差し指の使い方次第で
あんなに艶っぽくなるなんて(≧∇≦)!
子別れの人情に厚い人を演じても
凄いなと思うけど
今日は噺の中の1シーンの所作で
ノックアウトされました😊
しかし、オンナの私より
茶楽師匠の方が艶っぽいという💦
私の女度の低さを感じました(笑)
年齢にあった
上品で健康的な女っぽさ
艶を出したいなぁ💕
そして、昼席の主任、締めは桂歌春師匠
トリを聴くのは久しぶりなので
楽しみでした。
師匠は
水色のお着物が本当にお似合い。
歌春師匠が演じる
しっかり者、怖いおかみさんは愉快愉快
会場が笑いに包まれました。
そして、加賀の千代の話に出てくる
隠居と甚兵衛さんの掛け合いに萌えます(笑)
さて、噺の中で
加賀の千代の俳句が出てきます。
「朝顔に つるべ取られて もらい水」
千代が朝顔を慈しむ気持ちが現れた
素敵な歌です😊
落語に出てくる加賀の千代は
実在の人物の俳人で
多くの歌を残しています↓
https://idea1616.com/chiyojo-haiku/
特に朝顔が題材のものが多いようです♪
今が旬の菊と萩の花で
こんな素敵な歌がありました
「菊の香や 流れて草の 上までも」
「あまりては 月に戻すや 萩の露」
私も千代さんのように
いつか素敵な俳句や短歌を
歌えますように😊
9/28 末廣亭 昼席 落語講談録
幸平→道灌
昇輔→万病円
茶光→うどん屋
夏丸→1950年代CMソング
ねづっち→漫談
三四郎→ピーチボーイ
とん馬→漫談と住吉踊り
紅→桂昌院
茶楽→紙入れ
今丸→髪切り
(お題:兎の餅つき、招き猫と宝くじ、
花魁、宝船)
雷蔵→たらちね
今輔→雑学デカ
歌若→旅行日記
遊三→親子酒
喜楽喜乃
歌春→加賀の千代
4時間半、江戸時代にトリップし
久しぶり紅先生の講談も楽しめ
充実した大人の休日を過ごしました。
18日まで落語は控えめですが
芸術の秋
演奏会が終わったら
落語たくさん楽しみたいと思います。