月めぐり@直美の日々是善哉

散歩・落語・お天気・食を愉しむ日々を徒然なるままに

散歩道の花

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こんにちは

少しブログの間が空いてしまいました。

 

あっという間に春が来て。。と思いきや

ここ数日の寒さで冬に逆戻り。

 

でも花屋は春爛漫。

 

寒いのでホットコーヒーをお供に

腰痛対策&気分転換に散歩へ行きました。

 

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マンションの馬酔木が満開です♪

 

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ちらほらと芝桜が咲いていました。

 

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名前を知らないのですが

存在感がある小さなピンク色の花が

とっても愛らしい。

 

寒さもあり散歩は1時間で終了。

 

カフェに入り一休み。

 

平日は50%程度の人ですが

週末の生活カフェはかなり賑わっています。

 

来月、緊急事態宣言も解除されそうですね。

 

職場が近い新宿は

緊急事態とは思えないほど人が多く

私が通っている書道教室がある原宿も

週末は凄い人です。

 

人気のお店は並んでます。

 

感染者は減っていますが

医療機関は相変わらずパンク状態。

 

学生が春休み中に

第四波が来ないように祈るばかりです。

春の予感〜散歩の花〜

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座りっぱなしですと腰痛が出て辛いので

ランチがてら10分ほど散歩をしてます。

 

明日は冷え込むようですが

春の予感を見つけました。

 

沈丁花の蕾が膨らんでいます。

 

街が香りに包まれる日が

待ち遠しいです。

ピュアな気持ちで愉しむ~木乃伊取り 立川談幸~

立川談幸_落語_木乃伊取り

頭が落語モードです。

単純な性格ということもあり
落語を聴くと
ポジティブ思考、笑いのツボの
スイッチがONになります。

2月中席の前半、池袋演芸場
立川談幸師匠が夜の部の主任でした。
(主任は最後のとりを飾る師匠のこと)

主任は持ち時間が長く
普段の寄席では聞けない噺を
じっくり、たっぷり聞けるので

談幸師匠のファンが演芸場にプチ集合
プチ同窓会?みたいな雰囲気で
和やかな時間を過ごせました。


今回「木乃伊取り」という噺を聴きました。

小学生のときに習ったことが
方もあるのではないでしょうか?

木乃伊取りが木乃伊になる
このことわざがキーポイントになっているお話しです。

木乃伊(みいら)」は没薬(ミルラ)のことで
薬効成分のある樹脂で
古くはミイラを作る時の防腐剤として使われています。



イギリスのアロマセラピーの資格をもっており
私自身はなじみがある素材です^^

セスキテルペン炭化水素類を主成分として
抗炎症、鎮痛、抗感染症作用があり
とても落ち着くムスク系の香りです。
→ちなみにちょっぴり高価です。


木乃伊取り」は
薬用にするために「木乃伊(没薬)」を
取りに行く人のこと。

木乃伊取りが木乃伊になる」は
木乃伊を亭にれることができず(目的を果たせず)に
自分自信が木乃伊になってしまうこと
つまり役目を果たさないことにたとえた「ことわざ」です。

落語を聴き始め、寄席に通い始めて4年程度なので
そんなに詳しくないのですが
三遊亭円生師匠の木乃伊取りが有名のようです^^

 

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談幸師匠の木乃伊取りが大好きです。

この噺には
たくさん登場人物がでてくるのですが
その演じ分けがあざやかで
なかでも飯炊きの「田舎者の清造」がいいのです。

家にかえってからも
思い出し笑いしちゃうくらい可笑しいんです。

笑いの多いお話しですが
落語芸術協会落語協会
両方の協会で十八番にしている師匠が
少ないように思います(気のせいかもしれませんが)

演じるのが難しい噺なのでしょうか・・・(多分)


昨日のブログに書きましたが
落語に限らず
人、もの、ことがら、に感動できること
楽しい、すごいと思えることって
本当にすばらしことだなと思いました。

ついつい
頭でっかちになっていたり
「理論」でばかり物事を考えがちな現代社会。

久しぶり師匠の木乃伊取りを聴いて

頭をゆるめて、力をぬき

普段無意識にとらわれている
常識とか概念から離れ
ピュアな気持ちで受け取る

愉しむ気持ちのゆとり
私自身も大切にしてゆきたいなと
改めで思いました。

たちきり〜三笑亭茶楽の至芸とお香〜

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心が動くことを感動といいますが

寄席が終わったあと

感動のあまりまっすぐ家に帰れず。

 

心と頭の整理に

余韻に浸るために喫茶店でコーヒーを飲んで

帰宅をしました。

 

落語にはいくつかの種類のサゲ(落ち方)があり

実はすべてハッピーエンドではありません。

 

中には悲劇、後味の悪い話もあるのですが

例えば

悲しいサゲを悲しく演じる

悲しいサゲを淡々と演じる

悲しい話を滑稽に演じる

同じサゲでも大きな差があります。

 

チャップリンは喜劇の人でもありますが

悲劇の話を喜劇で演じることで

よりその悲しみの深さを表現したり。

 

演劇で有名な演目

シェイクスピアの「ベニスの商人」も

強欲なユダヤ人のシャイロック

 

彼を悪人として捉えるか?

ユダヤ人てして迫害を受けた時代の被害者

悲しい存在としてとらえるか?で

受けてが感じる印象はガラリと異なります。

 

落語も同じことが言えるなと

改めて思いました。

 

落語の「たちきり」という演目は

道楽が過ぎた大店の若旦那と

花柳界の芸者「小久(関西では小糸)の悲しい恋の話

 

途中で三味線、長唄の「黒髪」が入り

落語家とお囃子さんの息を合わせる必要もある

難しい演目の1つです。

 

あくまでも私個人の経験ですが

落語家が登場人物の心情や背景を

どう捉えてるのか?で

たちきりの印象がやはり大きく異なります。

 

ベタな人情話、悲劇的に仕上げる方。

ある2人の人生の1コマとして端正に語る方。

くすぐり、笑いを多く入れる方。

 

色々です。

 

好みが人それぞれなので「たちきり」に限らず

どの落語話でも「どの師匠が最高」というのは

人によって異なります。

 

それぞれに良さがあるのです。

 

が、私自身、「たちきり」に関しては

三笑亭茶楽師匠ほど感動した方がいません。

 

一昨年の春風亭正太郎さんの落語会に

ゲストとして出られたときに

初めて茶楽師匠の「たちきり」を聴きました。

 

その場にいたお客様の心が動き

会の主役、落語家の正太郎さん自身も感銘されており

 

この場にいれたことに感謝したい

師匠のたちきりを聞けたのは本当に幸運だ

貴重な一席だったと

来場者が口々にその感動を述べていたのが

とても印象的でした。

 

末廣亭の昼席、茶楽師匠のトリで

その「たちきり」を久しぶりに聴くことが叶いました。

 

おかみさんのセリフ、その一言で物語が終わるとき

線香の煙の最後の一筋が見えるようでした。

 

茶楽師匠のたちきりは

The人情話風で泣かせようという演出ではなく

さらりとしてシンプルな風合い。

 

にもかかわらず、終わったあとの余韻が凄い。

 

師匠がお辞儀をし

鳴り物がなり寄席の昼の部が終わりを告げ

緞帳がおりきると

涙が溢れてしまいました。

 

「たちきり」は

茶楽師匠の師匠である先代の八代目可楽師匠の

十八番。

 

私は残念ながらCD音源でしか知りませんが

先代の可楽師匠のたちきりは

おそらく20回、30回と聴いています。

 

茶楽師匠が前座の時に

可楽師匠が他界されてるので

茶楽師匠は可楽師匠からは

直接教わってはいないと思うのですが

 

どこかに可楽師匠の面影が感じられ

他の師匠方より端正なのにもかかわらず

(私が女性ということもあるかもしれせんが)

琴線に響きます。

 

聞けて嬉しかった(*'▽'*)

 

落語に限らず

大人になると頭で考え過ぎてしまい

子供の頃よりも感動することが

少なくなるように思います。

 

落語、音楽、観劇、書籍

心が動くことって

本当に人生を豊かに充実させてくれるなぁと改めて感じます。

 

芸者の小久は死をもって恋を昇華させ

最終的に魂は一緒になれたのだから

悲劇ではあるけれど

女冥利に尽きる結末なのだろうなと

「たちきり」を聞いて思いました。

 

いつかチャンスがあれば

皆さんも寄席や落語会などで味わってくださいませ。

 

☆お香ライフ☆

茶楽師匠の「たちきり」に合わせ

辛み立ちの沈香

https://www.kohgen.com/i/3638652000000

 

小さな花園

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まだ風は冷たいですが

春の陽気で空気が眩しく見えるこの頃。

 

朝の散歩で見つけた

公園の小さな花壇に癒しされます。

 

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例年より少し早い開花のゼラニウム

 

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ノースポールの花が可愛らしい。

 

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背高のっぽの花。

 

春らしい色とりどりの花は

見ていて心が明るくなります(^_^*)

落語を音源で楽しむ

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 腰痛から90%復活。

来週の仕事のピークに備えて
オフィスの椅子に引く腰痛マットを購入

Amazon.co.jp: ヘルスケア座布団 健康クッション 低反発 超通気性 オフィス 椅子 車用 ブラック: ドラッグストア

 

かなり良い感じで
自宅用にもう一つ買おうか考え中。

今日は今月と来月のスケジュールの見直し。

仕事、家事、猫の通院、寄席(落語)、書道、易学
ぼんやりする時間のゆとりも欲しく
腰が完全復帰するまでは
大事をとって今月の寄席はほんの少し控えめに。

コロナ自粛もーどになってから
自宅で読書、海外ドラマを観たり、
勉強する時間が増えました。

珈琲とミネラルウォーター
白湯を飲むことが多いのですが
カフェイン取り過ぎも良くないので
デカフェのコーヒーを買ってみました。

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可愛い猫パック。

黒猫、三毛、ハチワレ
それぞれ豆が違います。

月に7〜8回は寄席に行っていましたが
今は月に2〜3回ほど。

寄席や落語会に行けないので
珈琲を飲みながら
YouTube やCDなどの音源で楽しんでいます。

先代、8代目 三笑亭可楽師匠の富久

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2月5日、私の誕生日に
8代目可楽師匠のお弟子さんだった
三笑亭茶楽師匠の富久を聞いたので
感慨深い1席。


金原亭馬生師匠の笠碁

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 音源を持っていますが
馬生師匠の笠碁と幾代餅は絶品です。


立川談志師匠の芝浜

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タイムマシンがあるなら
生前の師匠方の生の落語を聴きたい。


落語に限らず
演芸やコンサートはビールと同じで
やはり「生」に限ります。

早く気兼ねなく楽しめる日がきますように。

中席は
末廣亭は三笑亭茶楽師匠が昼の主任
池袋演芸場立川談幸師匠と三遊亭圓丸師匠が主任。

全て行きたいけれど
お財布事情も腰も悲鳴をあげているので
厳選して伺いたいと思います。

お金と時間と丈夫な腰が欲しいこの頃です(笑)

リハビリと観梅〜大倉山梅園〜

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金曜に腰を痛めてしまい

土曜日は腰の治療の他は

終日自宅で1日過ごしました。

 

全く動かないと余計に腰に悪いので

リハビリがてら

今日は地元の大倉山梅園へ散歩に。

 

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ポカポカ陽気

梅の開花は一分咲きでしたが

まだ人も少なくかえって良かった。

 

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早咲きの寒梅はほぼ満開で良い香り。

 

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「緑萼梅」

萼が薄黄緑で透明感のある白梅

まだ一分咲きでした。

 

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「楠玉」という珍しい梅です。

咲く直前の蕾がまん丸で楠玉のようで

とても可愛らしい花なんですよ。

 

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「月影」

ガラスの仮面世代にはたまらない?梅もあります。

 

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野梅は八部咲きなので今週末は満開でしょう。

 

大倉山梅園内では感染拡大防止のため

ピクニック、食事などは自粛となります。

(食べてる方がいましたが

自粛要請出てますのでご注意を)

飲み物は良いとのこと。

 

これから行く方はどうぞお気をつけ下さい。

 

今日を含め今週は気温が高いようなので

横浜市は今週末から来週末が

見頃かもしれません。

 

梅の花は咲く時が1番香りが強く

午後よりも午前中〜正午がおすすめです。

 

ぜひ早春の香りと

凛とした美しさ楽しんで下さいね。